2023年1月某日
9周年記念、10年目突入のデートをしていたらプロポーズを受けた。びっくり。
いやびっくりではない。あるかもな〜と思ってワンピースを着ていった。ないかもな〜と思って足元はパンプスじゃなくてブーツにした。
詳細を書くのもアレなので、私の心持ちを書いておくと 結婚を考えていてくれたのが驚きだった。考えてたんかい。
正直このままダラダラ結婚せずに付き合い続けるのかな…それで他に結婚したい人が急に現れて別れを切り出されるとかワンチャンありそう…(漫画の読み過ぎ)とか思っていました。
そして、まぁ別に結婚じゃなくてそのまま付き合い続ける でも構わないし別れるならそんときはそんときか!と自己解決していました。(もっと悩め)
ただ、実際婚約をしてみると、まだ結婚していないのに自分の人生に味方が増えた感覚があるというか、
何か解決が難しい事柄があった時に、一緒にどうして行こうか考えていくという前提に立てる(じゃあ別れよう が難しくなるから)という気がして非常にポジティブな感情に包まれている。浮かれている感じもする。
ここまで考えて 私いますごい嬉しいのかも!となっている。
この感じを知ってしまうと社内不倫されて婚約破棄になった脳内ポイズンベリーの主人公の辛さが想像出来てしまうというか、あんまりだろそれは…。と思っているし私にも起きないとは言えなくて怯えています。
そんなふわふわした感情はさておき、考える事は山積みで、一体どんな段取りで何をしたら“結婚”が完了するのかさっぱり分からないのに4月から彼氏がまた転勤して遠距離になり一緒に住むことなど夢のまた夢のようだし……………….。
まぁそれは良いか。休日1人なのとか苦じゃないし。(もっと悩め)
というわけで結婚することになったので、結婚というミッションが完了するまでを記録しておこうと思います。日記です。
2023年3月某日
彼氏が私の両親とご挨拶。
会ってもらった事はなかったので初対面だったのですが私の母の第一声が小声で「顔ちっちゃ!」だったの、視点がドルオタの血筋過ぎました。初見で等身測るな。
3月某日
婚約指輪を買いに行きました。
プロポーズの時に貰ったのはプロポーズリングというもので、(初めて聞く概念)婚約指輪は選ばせて貰えるらしい。デザインは自分で選びたいだろうと思われてるの、分かり手過ぎる。
そのくせブランドにはこだわりがないのでプロポーズリングと同じお店に連れて行ってもらって選んだ。
グレナチュの女を遺憾無く発揮してやる…と意気込んだ甲斐あって、シンプルながらに品と洗練を感じさせる指輪になったと思われます。
某月某日
彼氏のご両親と初対面。
9年も付き合ってるのに1回も会ったこと無かったのもすみませんだし、ありえないくらい緊張した。
こっちから話題を振る(質問で話を広げる)のが全然出来ないので聞かれた事に対してエピソードトークを繰り広げる女になった。ずっと。それで2時間乗り切った。食事が美味しかった。
某月某日
ゼクシィネットに拠れば、婚約指輪を貰ったらお返しに何かあげるという文化があるらしいので(初めて聞く概念)、スーツ一式を一緒に選びに行きました。布とかボタンとか選んで楽しかったです。
6月某日
婚約指輪が完成したので受け取りに行きました。
ダイヤ、めちゃくちゃ輝いている。物をしぬほどよく失くすので着けられないのがホントに惜しい…。
某月某日
両家顔合わせをしました。
コース料理2時間強だったけど意外と話が持って助かった…。
10月某日
結婚指輪を作りに行きました。
ダイヤの粒がちょっとくらいはあった方が良いかな?という想像だったのですが、あると思ったより華奢で上品な雰囲気になってしまい……
この日の気分が綺麗めよりモードにカッコよくいたい!だったため石なしのプラチナリングにしました。
サイズ違いで全く同じデザインでペアにするの珍しいかな。
2024年1月某日*1
婚姻届を提出しました。特に大きな不備も無くて良かったです。
指輪、ミニマルでめっちゃ可愛い。
2024年1月某日(翌日)
改姓手続きで銀行めぐりをしました。
私の場合は住所の変更に関わる手続きがないのでいくらか楽なのかな?前日に運転免許証の変更までやっておいたのでこの日は半日くらいで済みました。
結婚式を挙げる予定は無いのでこれにて完了です。結婚式をやらないにしては入籍までに時間がかかっている方だと思いますが、会える日が限られてるので仕方ない…。
強いて常に恋愛したいというタイプでもないし、結婚願望も数年前まで無かったのに、人生とは不思議です。
自分がこうだ!と思っていた価値観も、特に何かの衝撃を受けたわけでもなくゆるやかに変わる事があるのだなという驚きがあります。*2
なお両者の勤める会社がともに「初手から別居するタイプの結婚」を想定していないようで、単身赴任者の補助も受けられないし入籍に伴う引っ越しの家賃補助も多分間に合わない(引っ越すなら入籍から何か月以内に、という期日があるが同居のめどなど立っていない)というクソ状況ではありますが、まぁなんとか幸せに生きていこうと思います。
(じゃあ入籍を待てばいいのかもしれないがうちの会社既婚女性はあんまり地方に異動にならなくなる古めの会社なので話しておきたかったんよな~)
私の彼氏、女性優位アンソロジー(逆転なし)を購入してて本物のドMで大大大好き
— 由宇 (@sour5cream) 2023年1月25日
彼氏、睡眠薬盛られて目が覚めたらベッドに拘束されているのが夢らしい カワヨだね
— 由宇 (@sour5cream) 2022年8月17日
↑ちなみにこの人と結婚するらしい。
最高!!人生自分好みに彩り過ぎ!!!*3
では。