キラリと光る星

アイドルなど。雑記。SixTONESとハロプロ

#恋マジ の登場人物に全力で共感してみた

 

おはようございます。

 

推しの濃厚キスシーンからはや一週間、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

土曜日のTVerの検索ワードランキング2位(タレント部門では1位!)に「松村北斗」が載るなど、何かと話題の"恋マジ"こと月10ドラマ『恋なんて、本気でやってどうするの?』ですが、

 

なんといってもツッコミどころが5秒に一回やってくるので内容どころではなくなってしまい、4話にして登場人物の気持ちが全然分からない!という声も多く(?)あるようなので、

 

恋マジを日本一真剣に見ている私が、今から真剣に登場人物の気持ちを推察していきたいと思います。

 

なお、パブサでかなり他人の感想も読んでいるので、無意識に誰かの意見に引っ張られて言っている事がかぶってしまう可能性があります。ご容赦ください。

 

純×柊磨

純は「恋なんて人生のムダ!いらない!」と言いながら、本当は全然そう思っていない27歳です。

 

母親が男にだらしなくて振り回されてばかりだったので、同じようになりたくないと思っている。

 

まぁ、例えば両親が仲が悪いと結婚に良いイメージがどうしても持てない、とかもあるあるだと思うのでこういうのは根深いのかなぁと想像します。

 

誰かと付き合うのは相手に振り回されてぐちゃぐちゃになることだという擦り込みが強いのですね。だから恋心が芽生えても叩き潰してきた。(拓人先輩の件)

 

昨今、色恋がなくとも幸せになれると思うのですが、そういうこととは事情が違うようです。

 

好きな人もいないし別に必要ないな~。なくても人生ハッピーだし…。(心からの言葉)、ではなくてこれまでも拓人先輩以外にも好きになった人はいたけど踏み込めなかった。そういう女の子なんじゃないでしょうか。

 

だれかを好きになるのってしんどいじゃないですか。恋愛をしていない方が感情の浮き沈みがなくてラク。波風をたてたくないんです。だから好きじゃないって否定すると思います。ってことですね。どこかで聞いたことがある恋愛観だなぁ…。*1

 

1話では、自分の気持ちに素直に行動して拓人先輩と結婚した後輩の横井さんと、自分の気持ちに蓋をしてニコニコ2次会の幹事までやって初めて、本当は彼の事が好きで他の誰かのもんになったら苦しいという事に気が付く純の対比が描かれます。

 

まぁ、何事も自分の本当の気持ちに逆らって何も行動しなかったばかりに後悔が残った時が一番苦しいんですよね。きっと。

 

レストランでの結婚報告も結婚式の動画を送ってくる先輩もデリカシーがないように思えますが、それだけ純は先輩に自分の気持ちを見せていなかったということなのかもしれません。

(そもそも推しなの!と自分をごまかしているので好意を伝えるという行動には一切出なかったと想像できます。)

 

2次会の後、傷心の純がサリューの前を通りかかると、その表情を伺って柊磨が店に入れてくれます。

 

パンペルデュを食べながら言葉をこぼす純。赤の他人だからこそ、本当の気持ちを話せるし、大泣きもできるってことなんでしょうか…。ここまでが1話です。

 

なお、1話を通して出てくる「泣く女が嫌い」という言葉ですが、「泣く」というのは感情に素直になるということであり弱みを見せることであり、それができない純にとってはそういう女が眩しいし妬ましいという話であって、実は母親の事は関係ないと思うんですがその辺もごちゃまぜになってしまっています。

 

素直になれなくなったのは感情むき出しに生きて不幸になった母親を見て育ったから、なので間接的には関係するんですが順番が違うというか…。

 

「母親が泣いてばっかいたから泣く女が全般嫌い」というのは短絡的だなと思います。

母親が泣いてばかりいたから自分は泣きたくない⇒でも泣いた方が(感情に素直に行動した方が)幸せを手にしてる人がいて憎い⇒感情を見せなかった自分の方が傷付いててほんとバカみたい、あと私をこんな風にした母が嫌い。

 

であって、プレゼン失敗して泣いてる後輩やラクロス部の後輩に当たり散らしていい理由にはなりません。そこは普通に反省した方がいいです。

 

 

一方柊磨ですが、1話では純に泣きつかれて動揺するそぶりは見せるものの、感情は読めません。優しさだけを享受しようと寄ってくる女ばっかりで、こうやって本気で弱みを見せてくる人はいなかった?もしくは過去に自分と同じような経験をした純が泣いていて動揺している?のでしょうか。まだわかりません。

 

 

 

2話では、恋に振り回されたくない純が結局「皆みたいに恋愛をしていない」ということにも振り回されていて(これは周りの人達の焚き付け方が本当に良くないですよ…)、

 

周りの声に流されて大津のことも傷つけてしまう。(純は大津の気持ちを知らないので失礼な誘い方で傷つけた事を分かっていません。) 良い人だから誘ったらOKって言ってくれて、でも私がその気になれないの見抜かれた。彼が人が良いのを利用して自分ってなんて最低なんだろう。と。

 

「だから、最低なあなたとなら丁度いい」

柊磨にも人の心がある可能性を全然考慮できていないセリフです。

 

純は自分のことばかり考えています。"私が"振り回されたくない、傷つきたくない。自分最低だから最低な方法で自分を傷つけたい。しかもそれに人を巻き込んでいることに気が付いていない。最終回までに彼女は変わるのでしょうか。

 

ちなみに柊磨は同窓会で大津が純のこと好きっぽいのを盗み聞きしているので、複雑な表情です。たぶん向こうは良い人だから帰ってくれただけじゃないよ…。あまりにも脈なしで心折れちゃったんだよ…。

 

 

2話の柊磨くんは、大津の家に行く純を気にしている様子ですが、すごい嫉妬している感じでもないですね。まだ純のことが好きなわけではなさそうです。

 

 

 

「お試しの恋」が始まった3話では、最低ヤリチン男だと思っていた柊磨が、意外と仕事(料理)に真剣だったり(夜まで勉強してるし、お皿は彼が用意してくれたものだったし、結局手は出さずにコンソメスープを優先するし)、デートでも紳士的で、振り回されるのが恋愛だと思っていた純も、恋って良いこともあるのかも?と考え方が変わってきます。

1,2話かけて恋愛なんかいらない!と強がってきたのに1回のデートでほだされていて唐突なんですが、そもそも恋愛の嫌な部分しか知らなかった純が楽しい部分を初めて知ったのでチョロすぎたor柊磨がかっこよすぎたということにしておきましょう。

 

「いつか終わるから恋愛なんて意味がないっていうのは、いつか死ぬから生きてても意味がないっていうのと同じでしょ?いつか死ぬから意味がないって思う?」

 

純の考えを聞きつつも、色々問いかけてくれる柊磨くんの優しさよ…。

 

 

3話の柊磨はというと、ダブルデート中はマイペースに陶器の展示を見に行きたがる純にはおもしれー女…(笑)という顔をしていますが、デートがお皿のデザインの役に立った!とお礼を言われた時はとっても嬉しそうです。思い返してみると、1話で柊磨は仕事の動機やモチベーションはお客様に安らぎや小さな幸せを感じてもらうことだと言っています。人が喜んでくれることが何よりも嬉しい人なんですね。だから身体の関係を持たずともこんなに喜んでくれた純は柊磨にとって特別な女の子なんじゃないかなと思います。

 

だから誕生日にプレゼントを持って行った。でもなぜかいらない!とはたき落されてしまう。ここまでが3話です。

 

 

 

純の態度を不可解に思った柊磨は差し入れがてら、怒った理由を探りに行きます。

純ははぐらかして全然答えてくれませんが、皿のデザインのアイデア出しにデートに出かけることに。怒った理由はいいのか?

  

さて、「終わってしまうものに価値はあるのか。いつか壊れてしまうものに意味はあるのか。」というのが、「恋なんて、本気でやってどうするの?」というタイトルの意味でありテーマなんじゃないかと思うんですが、

 

柊磨はこの二回目のデートの中で、食器だっていつかは壊れるけど、アンティークのように長く残るものもある。料理もどんなに綺麗に作っても食べられて消えてしまうけど、人に幸せな体験を与えることができる。ということを伝えます。答えは出てるでしょ?残るものはあるし、意味がないなんてことはない。それが

 

「ねぇ、いつか壊れるものなんていらないって言ったよね。今でもそう思う?」

 

というセリフなんだと思います。

 

柊磨的にはこれで気持ちが通じ合ったと思って、家寄ってく?と言うのですが、運の悪い事にひな子の匂わせインスタを見ていた純にとっては「家」は大地雷ワードでした。純は再びガチギレして帰ってしまいます。皆にこういうこと言ってるんだ。と思ったんですね。

 

そもそも柊磨は失恋の癒しになればと思って「お試しの恋」を提案してるのでマッチングアプリみたいに同時に他の人に会ってても問題ないと思ってるけど(私もそう思う)、純は本当に付き合うかどうか決めるための試用期間(結婚するかどうか決めるための同棲、とかと同じ感覚?)だと思ってるから浮気されて付き合いたいって思うと思うの?!って車に喩えて怒っています。

 

その後、場面変わってひな子が柊磨の部屋に寝泊まりしたかのようなインスタをあげていることが発覚し、話が読めてきた柊磨。しかしタイミングが最悪なことにひな子に抱きつかれたタイミングで純がやってきてしまいます。終わった…。の顔をしている柊磨に対して、むしろひな子に対して怒りをぶつけはじめ、状況が変わってきます。どうやって信じたらいいの…と怒っていた純が自分の方を信じてくれたんですね。

 

柊磨は、この人を利用しないで。この人をインスタの承認欲求のダシにしないで。(彼女じゃないのに彼女のふりしないで)なんて言って貰えたのなんて初めてだったんじゃないでしょうか。

また、ずっと自分ばっかりだった純が初めて相手のために言葉を放った瞬間でもあります。

 

柊磨も、相手を気分よくしてあげるのは簡単だけど、みんな自分と関係を持った事を勲章みたいに持ち帰るだけ。誰にでも優しいのは軽薄なんじゃなくて、ほんとに優しい人だからだって思って欲しかったんじゃないでしょうか。

 

割り切った関係と聞き分けのいい顔をして優しさだけ持って帰られるより、ずっと誰かに選ばれたかったのかもしれない。嫉妬して泣いて私だけにしてって我儘を言って欲しかったのかも。だから純が泣き叫ぶのを見てどうしようもなく心が動いたんじゃないでしょうか。

 

 

 

以上、4話までの柊磨と純の心情に対する1考察でした。4話のラストにいたってはほぼ二次創作ですが、私は現時点でこんな風に受け取っています。

 

アリサ×克巳

アリサはとにかく自分を無下にされると怒ります。有給取ったのにドタキャンされた時も、アキラ100%が他の女と歩いてたときも。

 

鞄が欲しいんじゃなくて、お金が欲しいんじゃなくて、フラれる側になりたくないという気持ちが大きい子なんだと思います。

 

パパ活って言わないで!って言ってるように、パパ活とはちょっと動機が違うような気がします。パパ活だったらおじさんがお金だけ置いて帰ったらラッキー♪じゃないですか。1話でもお手当は貰ってないと言っていますし。

 

振り回されたくないので恋愛をしない!な純と、振り回されたくないので自分の立場の方が上でいられる人とだけ会うアリサ。行動は違っても根本は似ているなと思います。

 

アリサは、最初は自分と手が触れてあたふたするくらい女慣れしていなさそうな克巳を買ったつもりだったのに、不思議な魅力のある克巳に惹かれていきます。(ここはあまり疑問がないので色々と省略)

 

ただ「形が大事」としきりに言うので口だけの男と付き合ってつくしたのに捨てられたりしたんでしょうか。それがこれから明らかになっていくんだと思います。

 

克己はなぜ最初アリサの家まで来たのか、なんでデートしてくれるのか、よくわからないんですが、あまり疑問に思わせないので不思議な人です。演技力の賜物という感じがします。

 

でもアキラ100%と女が一緒にいるのに遭遇した時に「好きなんですね。そんなに怒るってことは。」と悲しげにしているので変な勘違いをしている可能性はあります。

 

響子×要

響子は、もう旦那がクソすぎて声も出ないんですが、旦那の心理としては、自分が自由にゲームやる代わりに嫁にも自由にさせてる!女子会にも同窓会にも行ってきな?でプラマイゼロのトントンだと思ってるんでしょうね。響子からしたらそれが寂しい。

 

付き合い長いあるあるかな~とは思いますが、家にいるよりはマシかと思って仮装同窓会に行くの相当ですよ…。

 

多分ですけど、響子可愛いから最初は優しくされてたし適度に束縛もあってバランス取れてたんですけど、いつの間にか舐められて立場逆転したんでしょうね…。それでも離婚のカードを切れないのが専業主婦のつらい所ですね。

 

これも想像ですが、響子から見たら純は持ち家もあるし生活するだけのお金もあるんだから自由に恋愛を始めたり終わらせたりできるのに何をぐずぐず悩むことがあるんだよって感じなんじゃないでしょうか…。

 

響子×要ペアの話はこれから進展すると思うのでここまでですが、響子は要さんのことを好きになったというよりかは、タイミングよく優しくしてきた人になびいているように見えて心配です。

 

さいごに

いかがだったでしょうか。普通は1話2話である程度誰がどういう考えの人か分からせるもんだと思いますが、純は女子会で(自分でも無意識に)本心でないことをずっと喋っているし、アリサも平気そうにへらへらしているし、響子は自分の事を何も話していません。皆自分をごまかしていて、ここからキャラの性格を図ろうとすると後で混乱するので女子会とネイルサロンでのセリフはあまりアテにしない方がいいと思います。泣いたり叫んだりしている時が本心です。

 

あと、ここまで柊磨の心情があんまり読めなくて受け取り手としてはこれでOKなのか?読み取れてないだけなのか?が良く分からないんですが、要さんと克巳の背景もまだちゃんと出てきていないので男性陣の動きはこれから描かれる、という事だと推測しています。これまで書いたのは私の思う柊磨くんです。5話見たら全然違ったということに多分なります。後出しが多いんですよねこのドラマ…。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

私もリアタイは突っ込みながら見ていますが、イラつくセリフは無視することにして二回目を一人で見ると結構ラブストーリーとして追えるのでオススメです。

 

それでは良き恋マジライフを!

*1:松村北斗さんの恋愛観インタビューあるある